努力の方向が間違っていた可能性はあるけれど、とにかくあなたは人一倍頑張ったのです。まづは休みましょう。休息を欲しがっています。完全なる休息です。
私が完全なる休息をしたのはプチごみ屋敷状態の時です。頭ん中は「家賃さえ払えればここを追い出されることはない」とそれだけを考えて最低家賃分だけを稼げればよしとしていました。
飲食店でバイトしていたから一食はただでありつけた環境だったから。
何もする気はなかったから、夜の灯りもいらないし、テレビも見る気もないし。
バイト終わってシャワー浴びてコンビニで買った軽食食べたら即布団にもぐって寝ていました。
食べ終わったゴミをゴミ箱に入れることすらしてなかったです。
だからプチごみ屋敷状態。
休みの日は多分洗濯とちょっとだけ食べるしかしていなかったかもしれない。
いかんせん記憶が曖昧で覚えていない。時系列もごっちゃになっている。
一番酷い状態の時の様子はこんな感じです。本当です。
後々になって振り返ってみたら、あれは胎内にいるのと似ていましたね。
母親の胎内にいるのが究極の休みです。
母親の胎内ってそれこそ何もしなくてもよかったでしょ。
栄養補給も口から摂取ではないし、排せつもトイレではない。
それこそ完全に外界から守られている一つの命の状態。
無意識に母親の胎内にいるのを再現して自分を守ったんです。
そう思いました。
でも残念ながら栄養摂取と排せつは自ら行動しないとできません。なぜならここは母親の胎内ではないから。そして時間を戻すことはできないから。
ひきこもりもかなり近い状態ですよね。
外界から遮断して閉じこもっている。
刺激すると暴れたりするから見守っている。
でも心配だからご飯の用意はしたりする。
まさか排せつの後処理までやっている親はいないと思いますが。
これ、中ではゲームやったりパソコンいじていたりはしているみたいですから、
部屋の前にご飯作っておいておくじゃなくて、一声かけてキッチンとかリビングにおいておけばいいんですよ。
そしたらお腹は空くのですから部屋から出てきますよ、そのうち。
寝静まった夜中かもしれませんけど。
それが常になったら、今度は食材を冷蔵庫に入れておくとか、レトルトでレンチンしたら食べられるとか、冷凍でレンチンしたら食べられるとか。段々ご飯にありつける行程を増やしていくんです。
・・・こうして階段を一段一段上るかのごとく一歩一歩やるしかないんです。
私も母親の胎内から出てしまっているからもう後戻りはできないんだな、から一つ一つ自分の出来ることを確認していったんです。
そうしていたら母親の「読み書き計算ができない人」に気が付いたんです。
母親は読み書き計算できなかったんです。だからあとのもろもろのことはほぼすべて母親以外の人から見様見真似で覚えていったはずなんです。
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