鬱病回復の道のり

さて、何をテーマにしようかと思案していたのですが、いくつか候補の一つとしてはやはりこれですね。

今正に発症している人の回復までの少しでも参考になればと思います。

問題は主に二点。

その一・あくまでも私の場合はこうして回復しましたということで、鬱病者全員にはあてはまらないかもしれない、ということ。

その二・セラピスト(カウンセラー)の力は借りたのですが、医者、病院の類にはかかっていないのです。だからあくまでも自己診断鬱病というのが前提です。

きっかけ

トリガー。私の場合は声優挫折。

発症

頑張れなくなります。何もしたくない。動けない、あるいは何をしても楽しくない。

原不明の身体の不調を訴える人もいます。

わけもなく涙があふれ出して止められなくなったりもします。

ここで大概の人は病院に行って薬を処方されたりします。

休息

とにかく休むこと。できる限り休むこと。エネルギーが枯渇しています。鬱病は真面目で頑張りすぎる人がなると言われますが、正に頑張りすぎてエネルギーが枯渇している状態です。

エネルギーの充電

エネルギー充電期間ですが、ここが一番危ないと言われます。正直休息期間は行動するエネルギーさえ残っていないのです。必要最低限のエネルギーが溜まりますが、ここで下手に動くのが一番危険です。

振り返り

人生の棚卸。あるいは原因追及。

矯正・慰め

過去に起こった出来事と、そこで植え付けられてしまった思考を矯正したり慰めたりします。インナーチャイルドを慰めたり、ここはこう受け止めればいい、など、自分を生き辛くしている思考を矯正します。

定着

矯正した思考を自分に植え付けます。これをしないと社会に復帰してもまたぶり返します。また自分に悪影響の環境は変える必要があります

復帰

社会に復帰します。

おそらく回復した者は皆こういう行程を辿っているのでは、と思います。

次回は各過程の私の体験を書きたいと思います。

完治、を考えない

鬱病患う方の特徴に完璧主義があります。

一かゼロか。こうでなければいけない。

白黒はっきりさせないといけないと思い込んでいる、というやつですね。

人生、良し悪しは置いておいて曖昧なことの方が多いのです。

鬱病もそうです。

完治、はありません。

何是なら日々自分の気分なんてものは本当によくコロコロかわるもだから。

完治って、もう鬱々とした気分になることはないってことですか?

そんなことはありません。

ただ、気力がなくなってしまい、それがずっと続くと鬱病と診断されるに過ぎません。

ずっと、というのもそれってどのくらいの期間ですかってきっちり決めることこそが完璧主義の人です。

私は生活に支障をきたす、としています。

無理せずとも生活が立ち行けばそれでいい。

そう思うこと、そう思えることが大事です。

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