支えはあちこちに持った方がいい、と書きましたが、これは学習や学びを得る場、そして人間関係においても同じことが言えると思います。
かつて私が執着してしまった相手は、去り際に「寝る前の10分間、感謝の気持ちを持ってみて」という言葉を残してくれました。
その後、縁のあったある宗教では、その「寝る前の感謝」の具体的な方法や、仏教の基本を教わりました。
その組織独自の考え方には馴染めず、現在は距離を置いていますが、そこで学んだ仏教の教えそのものを否定しているわけではありません。
感謝することや、今あるものを数えることの大切さは、仏教の中にしっかりと説かれていました。 また、お経を唱えることは、深呼吸や低音の発声を通じて自律神経を整える効果があることも知りました(仏教の知恵の深さには驚かされました)。
「業」や「輪廻転生」の考え方も、私がずっと疑問に思っていたことに対して、腑に落ちる答えを与えてくれました。これらは、以前少し触れた聖書からは得られなかった視点でした。
出会った物事や人から、自分に必要な一部を学び取り、そこから離れていく。 これは人間関係でも同じだと思います。
両親を尊敬できないという方も少なくないでしょう。私もその一人です。でも、それでいいのだと思います。 ある本には「自分の理想とする家族を構築するために、あらためて自ら家庭を築く、それが結婚」とありました。
一つの物事や、ただ一人の人にすべてを求める必要はありません。 なぜなら、人は完璧な生き物ではないし、世界もまた完璧ではないからです。

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