unknownと自己スキーマ

unknownという映画、ご存じでしょうか。

ちなみに2011年公開のではないです。2006年公開の方です。

あらましはこうです。

5人の人間がある荒野の廃屋で意識を取り戻しますが、全員記憶をなくしているのです。どうやら転がっていた壊れたドラム缶の中のガスが原因のようで、一時的に記憶喪失になっている様です。  
5人の様子は尋常ではありません。一人は銃で撃たれて手錠がかけられてぶら下がっているし、又別の人は椅子に縛り付けられている。一人は鼻に殴られたような跡。他二人も争ったような傷跡が残されています。全員記憶をなくしているから何がなんだかわからない。
しばらくして引かれていた電話が鳴り、一人が出てみると声をかけられます。適当に話を合わせていると警察という話が出てきたり、どうやら電話の相手は犯罪者のようです。さらに、床に散らばっていた新聞の記事から、この五人のうち、三人が誘拐犯で、二人は人質ということがわかります。そして誘拐犯は電話をかけてきた仲間が他に二人ほどいて、このアジトに夕方には戻ってくる。
さあ、自分は誘拐犯側なのか?それとも人質側なのか?仲間が戻ってきた時、自分が人質側だったら確実に殺される。でも強盗犯側だったら人質二人を逃がすわけにはいかない。
五人でお互いに探りあいや、自分への探求が始まるのですが、疑心暗鬼のままとりあえずここから脱出しようと言うことで話はまとまります。

脱出後、自分を知っているという人に接触したり、あるいは新聞記事に載っていた場所にこっそり行ってみたり、そうこうするうちに各自ちょっとずつ断片的に記憶が戻ってくるのですが、一人とは幼なじみの記憶だったり、別の人とは殴りあった記憶だったり戻る記憶も様々です。
やがて決定的な記憶が戻ってきて、さらなるサバイバルが始まります。

過去の自分の行いからの積み重ねで自分を確立していくことを「自己スキーマ」というそうです。

次の話に移る前にちょっと覚えておいてください。

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